迷作リレー小説の殿堂
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侵入者IN〜残業スパイの素顔]



侵入者IN 投稿者:カリスマオヤジギャルなつみ 投稿日:2002/02/05(Tue) 21:34 No.354   HomePage
なつみ某社に産業スパイとして忍び込んだX氏。
派遣の誰かが情報を持っている筈。
発見の為には譲歩しなければ。。。
いったい誰が・・・
坂下を探したけれど見つからず。
川下をかわしたけれど逃げきれず。
斎藤はサイトぅの担当だし、
データは田中の棚かな???
ささささっき佐々木が持ってったかな?
不調法な部長に見つからないように、
課長はガチョ〜ンといつものように、
いつになったら任務を遂行できるか推考するX氏であった。


チャプター0 おやじぎゃぐらー - 2002/02/06(Wed) 17:24 No.357  

おやじぎゃぐらーそれにしても何だこの会社は?あっちでオヤジギャグ
こっちでオヤジギャグ。社内語は英語だという床も歩けど
オヤジギャグで会話する会社はそうそうない。そうそう、前に
忍び込もうとしたY社の話。任務は会社絡みの不正を極秘調査してる
新卒の内偵者と会うため、映画でよくある清掃員の正装をしたんだ。
そしたら警備員コスナーに呼び止められた。なんだその格好は!
と尋問され、「これじゃ滑降悪いか?」とボーゲンで口を滑らせた。
そのまま警備員に引っパラレルまま、会えなく逮捕で悔し涙が...
泣いて医者の所に連れて行かれて自白剤... いわゆる失敗だ
だから今回はX氏には失敗という二文字は許されていないのであった。


チャプター1『潜入社員』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/06(Wed) 22:03 No.359  

なつみ潜入から1週間が経過したX氏だが、
社内はしゃ〜ないオヤジギャグで会話するという習慣に戸惑うばかり。
前みたいにとっ捕まって敢えなく収監、なんて失態は演じられない。
やはりスパイにすっぱいは許されないのだ。
なんとしても任務をやり遂げなければならない。
老化した廊下の床を由香が小走りにやってきた。
彼女こそ有益な情報を提供してくれる協力者なのだ。
こっそり聞かしてくれたネタが気化してしまわないうちに、
倉井さんとクライアントに伝えなければ。


チャプター2『正確な性格』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/07(Thu) 22:58 No.363  

なつみ由香が言うから信じたのだが、暗号は『同窓会はどうするかい?』。
本当にこれでよいのだろうか?
鬼気迫る危機を乗り切るため細心の注意を払って最新の機器を導入したのだが、
入道雲の立ち込める空から雨がポツリポツリと・・・
あ!せっかくの兵器が大丈夫か!平気じゃない!水には弱いと併記されていたのだ!しまった!
X氏が雨宿りの為に立ち寄ったコーヒースタンドで嘆いたときには、
時すでに遅し、悲鳴を上げても非命のための科学の酸いを応用した装置はオジャン。
ちっとも鷹揚ではない。これではX氏が責任を負うようになりそうだ。
人海戦術でいくか?それとも塵芥戦術でいくか?
難解な問答を何回くり返してもどうにもならない。
この先どうすればよいのか。
X氏は、途方にくれ歩道に立ち尽くすのだった。


最下位から再開 おやじぎゃぐらー - 2002/02/08(Fri) 17:26 No.364  

おやじぎゃぐらー歩道に立ち尽くしていたらX氏は警官に補導されかけたので、ゲッ、警官!と慌てたが
月桂冠のワンカップを取り出して酔っぱらいの素振りで賄賂として3万差し出すと
「一体なんのマネーだ」と表面上は断るそぶり。でも注意三万で職務を忘れている。
別れ際に「日本の景観は素晴らしいですね。」と誉めてしまった。
作戦変更を余儀なくされたX氏は、暗号の読解から始めることにした。
その前に昼御飯を食べることにしたX氏だったが、読解い店ないかな?と探した。
結局、暗号の解析には懐石料理がピッタリと考えたX氏は、料亭『二華』の暖簾をくぐった。
ここの暖簾には梅干が描かれている。暖簾に梅干...ここもオヤジギャグか?...嫌な予感がしてきた...
出されたお絞りで顔を拭いていると、スーツのバッジを見た女将が
「あら、あんた倉井さんと同じ会社の方?」と話し掛けてきた。
「あの暗い男性でしょ。あの位暗いと印象が強くて...」と女将から倉井という人物の情報を
得るとX氏は店を出た。  倉井さんを見つけ出せれば、多量の炭酸水...なんとかなりソーダ!


チャプター4かな『節食の接触』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/08(Fri) 21:30 No.365  

なつみ料亭で両手いっぱいの情報が得られたわけでもないが、それなりに臭覚はあった。
そうだ、やはり臭う。何かが臭う。
ふと気が付くとゴミ捨て場の前まで来ていた。
ゴミが散らかり砲台だ。
これじゃ野良猫が乗らねえか?
こんな所で倉井さんと会えるのだろうか?
『同窓会はどうするかい?』と聞かれたら、
『今回は来んかい?』と答えればいいのだったな....
...いや逆だったかな?
とにかく、もう少し待つとしよう。


チャプター5『相対で会いたい』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/09(Sat) 20:39 No.366  

おやじぎゃぐらーでも、どうして待ち合わせの場所がゴミ捨てバーなんだ??
アルコールを飲んだ後の瓶、缶の分別収集にもっと敏感になって
もらいたいものだ。分別の無い輩が多いと物事の収拾がつかない。
喪の事でもめたら故人も浮かばれないと個人的に思ったりもする。
故人を生かす葬式的なシステムとは?う〜ん、喪主たる者せめて
ピアノぐらいは弾けないと。 喪主もピアノが弾けたなら... 
それにしても一体何時間舞ったらいいんだ。いい加減疲れてきた…

対に2人の男が両方向からやって来た。一方は薄髪で白髪の男。
他方は長髪で挑発的な顔をした男だ。一体どっちが倉井さんなんだ?
それとも二人とも奴の手下か?フット足下を見ると長髪の男の靴から
重厚そうな銃口が出ている。発砲と同時に持っていた発泡酒の缶を
缶一発で男の額に命中させた。奴もついに動き出していたのか…
白髪の男と合言葉を交わした後、事後照会を兼ねて自己紹介をした。
「始めまして私倉井と申しますが、暗いともうしますか?」とオヤジらしい
一言で妙な安心感を抱いたX氏であった。


チャプター6『前任の善人』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/09(Sat) 22:32 No.367  

なつみ機器一発だったが、ついに倉井さんと会えた。
倉井さんの情報によれば、X氏の前任者は人が善すぎてヤツらに捕まってしまったらしい。
そろそろ会社ではスパイの存在に感づいているらしい。油断は禁物ということだ。
X氏の正体がバレて警察にご招待なんてことにならないように、
警視のK氏に頼んで捜査を操作してもらうとするか。
そうすれば向こうが無効になるということか。
オヤジギャグとはこういうものなのだろうか?
X氏も観衆の慣習に少しずつ慣れてきたようだ。
それにしても倉井さんの滋養法は有益だった。
ところでここはなんという駅なのだろう。


チャプター7『抑制を良くせい』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/10(Sun) 18:38 No.369  

おやじぎゃぐらーX氏が降り立った駅は白一色で塗られた建物で有名な修正駅だった。
駅の売店を見たらどうしても新聞とタバコを買いたくなる習性がX氏にはあった。
日刊『ニュース』とキャスター1箱頼もうと思い、キオスクの久米さんの左腕に
ポンと触れ「久米さん、ニュース、キャスター」って言っただけなのに
キオスク左腕じゃねー と一人で怒っている。ニュースだけ買ってキャスターは
やめにした。キャスターが無くても琴は運んでいけるものだ。(木村弓 談 ) 
『笑いの消え行く社会 〜さらばオヤジギャグ〜』とニュースの一面を飾っている。
巷で売られているスタミナドリンクに、オヤジ抑制剤が入っていることをX氏は
日本に帰化されたDr.Kから聞かされていた。彼は牡蠣肉エキスのエキスパート
であった。今回の任務の一端はオヤジ抑制剤の廃棄、且つ回収である。
さすれば日本の夜明けは近いぜよと、X氏は心の師である勝海舟に誓いを立てた。


チャプター8『発禁のハッキング』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/10(Sun) 21:17 No.372  

なつみ痛む腰をさすれば思い出すのだった。
そうだったのか...
海舟先生も言っておられた。改修には先制だと宣誓しておられた。
やはり海を渡らなければならないのだろうか?
しかし旅立つ前にトラベルを調べる必要があるだろう。
島民が冬眠しているというあの島へ行ってみるか?
全ては快調な会長が留守の間にするのだ。
この前も会長に会おうとしたら『面会やめんかい』なんて言われたっけ。さすがは会長だ。
なんも専務のことなら心肺無用。呼吸は荒い。
今のうちに社長室から例の機密をいただくとしよう。
軽微な警備があるだろうから気をつけなければならない。
『抑制剤よ臭ぇざい』なんてシロモノを発禁にするためにハッキングしなければ。
しかし金庫破りで禁固刑なんて洒落は謝礼にもならない。
まずはスパイの心得十項を読んでから実行に移そう。


チャプター9『扉とビラ』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/10(Sun) 23:03 No.374  

なつみやや!秘書がヒショヒショ話をしている。
専務と敵対している乗務が乗ったハイヤーがどうのと言っているようだが...
まずは内藤をどうにかしないとぅ...
よし、なんとか気づかれずに済んだようだ。
しかし恭子みたいにガードが強固な扉だな。
なんとか発見グに成功したX氏は、懸命に例の件名のファイルを探した。
どこだ。どのファイルなんだ。
あった!あったぞ!これが『オヤジギャグ抑制剤』のビラの下書き。つまりビラのゲラだな!
ゲラゲラ笑いながらX氏は問題のビラを手のヒラでかざしてマイクロフィルムに収めた。
『抑制剤』の設計図は見つからなかったが、まずは一段階クリアである。
これでヤツらの計画の全容が善用ではないことがハッキリスッキリ舌わけだ。
X氏は、問題の核心まであと一歩、と確信した革新的なスパイであると同時に、
ゲラが『本物』だともう信じてしまう妄信的な人物でもあるのだった。
とにかく任務に猛進しなければならないのだ。


チャプター10『除霊の常例』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/11(Mon) 19:56 No.375  

おやじぎゃぐらー調査漬けの毎日で猛進していたX氏であったが、遂に猛進度Eのもうしんどい
状態に陥っていた。たまにはゆっくりバーボンでも飲みにバー『ボ・ン』に出かけた。
ハードボイルドなX氏にはバーボンと固ゆで卵が良く似合う。ゲラを手にしながら
穴が開くほど見つめていた。ニュースの原稿だってアナが飽くほど見てるものだ。
薄暗い部屋の片隅に臼ぐらい大きい頭の中年が一人うな垂れているちゅうねん。
X氏はもしや『抑制剤』の犠牲者かと思い、重い腰を上げて男に寄って行くと
酔っているのか泥水を口にしている。話して貰えないか?と男の腕を引っ張ると
放してくれないか?と反対に頼み込まれる始末。だが、男はようやく長い話を要約
しながら語ってくれた。ある霊媒師の女のところへ「どうも最近憑かれているのか
疲れがとれない」と相談にいくと、例の女があなたにヒョウイと、とり付いておる。
と言われたらしい。除霊の後に除霊マダムの焼きプリンを食べさせられた。そして
徐霊の常例だと言って、スタミナドリンクを渡されたという・・・
その霊媒師を見つけ出さねば。


チャプター11『昼食中ショック』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/11(Mon) 21:07 No.376  

なつみスタミナドリンク片手に歩き回り、霊媒師は入れ歯らしいという噂を聞きつけた。
そしてX氏は県の条例に違反する除霊を行っている例の霊媒師を捜すことに千年していた。
やがてX氏は空腹を覚え飯を食う服に着替え街へと向かった。
なんとなく、天丼食べんどん..な気分だったので、久々にてんや物を食べて驚いた。
旨い!さすが、気分は上場だ。
しかし今回の任務、情状は分かるが厄介なことになりそうだ。
田倉の企みはかなり大掛かりな計画らしい。
黒幕の正体も掴めないし、誰が味方で誰が三鷹に住んでるか見方がわからない。
霊媒師の名前が加藤かどうかもわからない。
いつになれば全貌が見えるのか、全貌のまなざしを向けるX氏であった。

あたりが苦楽なるまで羨望のものさしを向けたが、謀りごとの全てを計ることはできなかった。
こんなとき仲たがいしてしまった中田がいたらなぁ...とX氏は改装中のビルの中で回想するのだった。
しかし、これからどうしたらいいのだろう?
以前師事したミスターKこと光武.氏に、依然指示してもらえるだろうか?
どこに行けば会えるのか?いや、無事生きているだろうか?
ヤツらの魔の手は山の手にも及んだと聞いた。
ハートボイルドなX氏は、夕陽を背に再び人ごみの中へと歩いて行くのであった。


チャプター12『加勢人襲来』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/11(Mon) 23:16 No.378  

おやじぎゃぐらー都会の雑踏の中、ざっと見ても見知らぬ人が5万といる。傲慢とも言える態度では
かつての仲たがいで傷ついた心は癒えるとは言えない。仲たがいしても中田がいい…
中田とは良きパートナーでもあり濃い仲だった。故意に別れた分けでもなかった。
「俺は銃を選んで、彼女は自由を選んだ」ただそれだけのことだ…
ビルの中で不自然に濡れたビールが置かれてある。男ならドライに徹するべきだ!
銃の形態をした携帯が鳴りだした。「今すぐそのビールから離れて」と声がする。
X氏は位置目算で手前の空き地に走り込んだ。10秒後、爆音がした。
あと10秒をくれたら処理できたが、10秒遅れたら重病になっていただろう…

X氏の向こうに懐かし顔があった。こんな焼きにくいブリなんて難燃ブリかしら?
と相変わらずオヤジ勝りな話し方は変っていないが、名前は変って稲井みたいだ。
光武氏にあなたを助けるように言われたの。私結婚して稲井。でも中田って呼んでよ。
X氏は中田と抱擁を交わそうとしたが、生きているのに法要はまだ早いので止めて
おくことにした。
ミスターKは健在か?今でも演歌を歌ってるのか?どうか光武氏を聞かせて欲しい。
光武氏の事やお互いの空白時間のことを話し終えると、次の作戦を練った。


チャプター13『前回は全壊』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/12(Tue) 00:17 No.379  

なつみいやぁ実によく寝った。
それにしても中田は頭のいいオンナだ。
彼女の話を聞いていると頭のモヤモヤが消えていく気がする。
タバコを吸いたい気持ちが衰退していくようだ。
家政科出の彼女が加勢してくれれば今回の任務も楽しょうか・・・、
いやいや楽あれば苦ある。暗くなるまで苦楽を友にしたではないか。
やはり俺たちはパートナーだ。
X氏は、自信がみなぎるのを感じた。
やや!地震だ!皆ギルギラした目で逃げ出すぞ。
こんなアクツデントがあっても阿久津でんと構えていられるとは、さすが大物。
阿久津こそ、前回尻尾を捕まえそこなった光武氏の因縁のライバル。
全快した光武氏を隠居生活に追い込んだのもヤツだと聞いた。
そうと知ったからには、師匠の失笑を買わぬためにも、決着をつけなければならない。
刺傷を負って支障が出たとしても、し、しょうがない...
彼女も、どんな作戦でもさ苦戦を強いられるんじゃない?..と言っていたが、
やはり感嘆には片付きそうもない連中を相手にしているようだ。
X氏は、あらためて任務の重さを噛みしめるのだった。


チャプター14『産業スパイは残業失敗』  星のOG様 - 2002/02/12(Tue) 10:14 No.381  

星のOG様パートナーとの再会によろ昆布X氏であったが、田中氏は本業の
棚貸しで忙しい。
「もう、独りで寂しい思いをするのはお面だ」と、ただガムシャラに
自己啓発に努める日々を送る彼であったが・・・実はこの業界の
人間としては違令の、「出生」,「幼稚園入学」,「幼稚園卒業」
という履歴三行スパイ。
そんな彼に潜入先の上司から「資格がないのは死角で、社員
としては失格だ!」と私的に素敵に指摘され、通信教育をはじ
めることに。
砂糖のように甘いマスクを持つ同僚の佐藤のスルメもあって、
まずは調理師免許を取ることに。
「料理が俺を呼んでいる」とつぶやいたのは、どうやらX氏は
スパイとスパイスをかけ違えてるようだ・・・スパイスだけに、
砂糖と塩をかけ違えてるようだ。
コショウをきかせ過ぎて既に脳みそが故障して閉まったX氏は
猪俣公章という呼称の人物との交渉の甲斐あって、見事調理師
免許を取得。
任務遂行のための新たな武器を手に入れたのだった。


チャプター15『起きても掟』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/12(Tue) 21:46 No.385  

なつみ食材への贖罪を済ませグッスリ眠ったX氏だが、ただならぬ気配を感じて飛び起きた。
部屋の中を見回すが、隠れ家はいつもと変わりないように見える。
それにしても、さっきの殺気は何だったんだ?
銃が置かれた自由が丘へと向かいながらX氏は考えた。
等々力の驚きとでも言うのだろうか...
『遺体を一体発見しました。死因は...』なんてシィンはテレビで見たことがある。
俺も消されないよう気をつけるとするか。
今まで何人もの友人を失ってきたX氏は、スパイというすぱぃらしい職業の重さを
あらためて実感するのだった。
しかし他人に気を取られている暇はない。
スパイに干渉は禁物。それが掟だ。
映画を鑑賞して感傷に浸る時間もないのだ。
ただ任務遂行の為に、チョットつ猛進するのみだ。


チャプター16『私有地での仕打ち』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/13(Wed) 15:27 No.392  

おやじぎゃぐらー携帯のベルが猛進するX氏の眠りを妨げる。「猛進、猛進、俺だが...何!分った。」
ついに霊媒師の女の居所をつかんだ。除霊専門の除霊マダムの名前はリカ。
通称マダムリカ。今の状況では逮捕はまだ無理か?リカは表家業では料理教室を
しているらしい。おまけに講師を募集しているらしい。潜入捜査しかないな...
この前とった調理師免許が早くも役に立ちそうだ。 得意料理は?と聞かれたら
何と答えよう??「はい、講師の丸焼きです。」なんて答えたら、正真正銘の焼身
自殺行為だ。ここは小心者と言われようが、プリンですと答えて相手に取り入ろう。
焦心は禁物だ。スパイ7つ道具と心の準備を終えると、リカ料理教室へと向かった。

しかし、道中未知なる道で道に迷ってしまった。木々がマジかよ?と思うほどウッソ〜
と繁る森に来てしまった。X氏の横の木に大きな蜘蛛が苦も無く巣を張っていた。
不思議な果実が木に成っているのが気になった。心細いX氏は獲物をじっと待っている
蜘蛛を見つめながら、「お前も俺もスパイだ〜 獲物を獲るためアミをはる」と言いながら
襲ってくる保安官のイメージを消し去り、不安感に打ち勝って歩き始めた。
少し歩くと、谷沿いに杭で囲まれた土地が見えてきた。『私有地につきゴミを捨てないで
下さい』の警告がある。しかし渓谷にもかかわらずゴミの山だ。なんたる私有地だ。
私有地心のかけらも無いとはこの事だ! 歩くこと1時間ついにリカ料理教室へ着いた。
インターフォンを押しながらX氏はマダムリカをどう料理してやろうか考えていた。


チャプター17『寝ても跳ねても』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/13(Wed) 23:58 No.394  

なつみとりあえず挨拶と申し込みを済ませるとX氏は料理教室を出てきた。
それにしても霊媒師というからどんなバアさんかと思ったが、
若くてなかなかいいオンナじゃないか。
とX氏は早くも理科の妖術にかかっているようだ。
なにしろ霊媒師のリカはかなりの降霊なのだから。
X氏は夕食を食べるため再び街へと戻った。

取りにくい鶏肉やスルメイカを食べるとするめいか。
そしてX氏は、一人焼き鳥を食べ、新しい隠れ家へと向かった。
しばらくここに滞在してマダムリカの大罪を暴くのはまだ無理か。

最近、細菌の影響か気分がすぐれない。
眠っているときもひと時も気を休めることができないのがスパイの宿命だ。
そんなX氏の唯一の趣味は釣りとパチンコと競馬だ。
今の任務を命ぜられてからというもの息抜きの暇もない。
今回はじっくりマダムリカの瞳孔を観察するのだから腰を据えてかかろう。
よし、まずは釣り堀とパチンコ屋を探そう。
馬が跳ねるのは見れそうもないな。
仕方ない。馴染みの飲み屋からノミ屋に頼んでもらおう。
我ながら趣味の少なさに寂しさを覚えるX氏であった。


チャプター18『死人に愚痴無し』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/14(Thu) 23:07 No.397  

おやじぎゃぐらー今思えば自分の趣味は、幼少の頃に多くの時間を過ごした祖父からの影響だ。
そーいえば、ソフトな祖父とちいサイコロ双六で遊んだもんだな〜。本来は眼光するどい頑固者
だったが、丸くなったのはサイコロを投げた際コロんで目を怪我されて以来だ。
だからといって、名誉を汚されたわけではなかったが、祖父乱視になってしまった。
あの受難は柔軟な考えを祖父に与えてくれたのだと思っている。将棋も競馬も教えて
くれた。祖父の十八番の歌は、「ふっ、競馬跳ぶような将棋の仔馬にぃ〜♪」だった。
将棋の馬とは桂馬のことだが、将棋を指しながら競馬のことを熱く語ってくれた。
祖父の競馬哲学を少し教えよう。新馬の頃から蹄鉄的に調べ上げる。よしんば、新馬で
駄馬でも後から化けて出てくることもあるから恐いらしい…転んでも駄馬で起きない馬でも
抜け目が無いからゴール前では差されにくい。血統のいい仔馬ならG1馬にそのうち何頭か
なるもんで、なんとかなるそうだ。でも、馬連じゃ利益は生まれんから願わくばん枠番で堅く
本命買いがいい。競馬とはギャンブルではなくデータ−を読み解くために、過去のレースをよう
見とく必要がある知的なゲームであるというのが祖父の次郎の自論だ。今さら自論…

新しい隠れ家から離れた駅前に大きなパチンコ屋があった。新装開店の割りに
あまり回転しない。駅前にあっても気前が良くないとのもっパーラーの噂だ。
パチンコに見切りをつけたX氏は店を出て名前を見ると、『パーラーフォームレス』
どうりで形ないはずだ・・・何とも家無い気分になった…
隠れ家に帰る途中に二段の歩道橋がある。事件があったのか??人盛りの中に
カメラマンや新聞記者までいる。老婆が歩道橋で殺されたらしい…
記者の話によると、料理研究家のマダムリカらしい。ちょっと待ってくれ!
上段にも報道がある。またもや奴らか?でも、歌が割れるのはジャイアンではなく
間違いなくこの俺だ…と愚痴りたかったが、生きている以上愚痴は言わないことにした。


チャプター19『桔梗の帰京』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/14(Thu) 23:51 No.399  

なつみヤツらの組織力を阻止するにゃ気力がいるな...
大穴でも出れば活力も湧いてくるのだが、ノミ屋の二ノ宮にも手が回っているらしいし...
それにしてもこんな僻地まで平吉が追ってくるとは思わなかった。
マダムリカの線からたどるのがダメになった以上仕方がない。戻るとするか...
計画を練馬直す必要がありそうだ。
あ!服のボタンが取れた。
X氏は慣れた手つきで糸も簡単に直すのだった。
やはりこんなときには高度なコードが役に立つ。
落花生ばかり食べていたが、一応家政科で加勢の仕方も教わったのだ。
今なら週学旅行は火星なのだろうか?行ってみたいものだ...
余計なことを考えているヒマはない。
早く戻ってヤツらの動きを調べなければ。
とりあえず、情報屋の北条とコンタクトを取ってみよう。
あいつならきっと飛びっきりのネタを持っているに違いない。
ボヤボヤしていられない。すぐ私宅を出る支度をしよう。
こうしてX氏は桔梗の咲く隠れ家を引き払うのであった。


チャプター20『会議か異議か』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/16(Sat) 13:20 No.407  

なつみその頃、某社の会議室では、安価な案か?こんなんは困難か?
宣伝せんでえぇんでん...てな企画書を、こう書くと降格?
などという高尚な交渉が行われていた。
それを知った監査役の菅さんが閑散とした部屋で換算し叱咤した。いいかげんに千回!
そして非常勤の干雑巾を持ってきて相似形を描くように床を吹き出した。
相似ゃないだろう!...掃除の仕方にも決まりがあるらしい。

X氏は、登庁して精工な装置で盗聴に成功していた。
今度の合言葉は『今夜はナイトだ行かないと』か...
小腹が空いたな...芋の買い物する前に導火線をどうかせんと...
やはりヤツらは我々を陥れて卑劣な亀裂を生じさせようと障子の向こうで企んでいる。
だいぶ仕事に慣れてきたX氏は大通りへ出た。
すると喫茶店からいい香りがしてきた。これなんじゃろ?キリマンジャロ。
店の主人の林ライスとコーヒーを頼むと、X氏は束の間の急速に浸るのだった。


チャプター21『商店街で昇天かい』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/18(Mon) 00:53 No.408  

なつみここだけの話だが公費で飲むコーヒーは格別旨い。
そろそろご招待というわけか。
ようやくヤツらの正体が見えてきたようだ。
そうか。そうだったのか。
苦労した貝があったというものだ。
今までどれだけの仲間が犠牲になってきたことだろう。
X氏がそんなことを思いながら街を歩いていると、不意に雨が降り出した。
すると商店街一親切な魚辰の辰さんが傘を貸してくれた。
魚屋の傘やな。ありがとう。
この借りはきっと返す。と心に誓うX氏であった。
世の中捨てたものじゃないな。拾う紙あれば捨てる紙ありだ。
気を良くして雨の中を歩き出したX氏だが、
その時、X氏の宿敵であるY氏が背後に迫りつつあるのだった。
同じミスターKの教えを受けた兄弟弟子だった男だ。
師の死を境に、Yは坂井と名乗り悪の道へと走ったのだ。
わいは坂井や!堺に住んどんねん。仕事キッチリ!
X氏細大のピンチ!!
因縁のライバルとの対決はあるのか!?
勝利の女神はどこにいんねん!?
X氏の運命は烏賊に!?


チャプター22『潜流の川柳』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/19(Tue) 13:23 No.419  

なつみ『久しぶりだなX。捜したぞ。お前が某社に潜入したスパイだったとはな』
と坂井が廃語で声をかけた。
『坂井...いやY...君の噂は聞いていた...こんな所で会うとはな』と振り返るX氏。
『わいは坂井やさかいな。昔のYじゃないわいな。今度こそ決着をつけると使用じゃないか』
『見境のないやつめ。私も諍いは好きではないが...
 いいだろう。いつか君とは蹴りをつけなければと思っていたんだ』
『第八生命では恒例の「サラリーマン潜入」が流行っているらしいな。
 我々もオヤジギャグ川柳で対決と意向じゃないか』と挑むY。
『いいだろう。どっからでも懸かって来い』と応じるX氏。
『では俺から行くぞ...プリンター使えぬ課長の不倫だぁ』とYが先制口撃を仕掛ける。
『そう来たか...父さんの会社が倒産通さんぞ』すかさず応じるX氏。
『やるなX...では..天下りまかり通るほど甘くない』
『さすがY...噂以上だな...それじゃあ...流鏑馬ももう一押しだプッシュさん』
『何かおかしいぞ...まあいい...参拝も惨敗してはもう来れぬ』
『テロリスト捕まえるための手のリスト』
『むむ...X..いつの間に腕を上げた...』
『私もダテにこの世界に生きていないからな...』

闘いはX氏の郵政に傾いたかに見えたが、YにはX氏の知らない必技があったのだ。
そのことを知らないX氏に、果たして菖蒲の目紙は微笑むのか!?

どうなるオヤジギャグ川柳対決!


チャプター23『西郷って最高』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/20(Wed) 19:31 No.431  

おやじぎゃぐらー『なあXよ、ここらで国際的スパイの実力の証である語学で菖蒲を浸ける
イングリッシュオヤジ川柳対決と洒落込もうやないか!それがほんまの
菖蒲湯もんやろ!お前との役者の違いを見せつけたるわ。』と坂井は
ネイティブ大阪弁でX氏に挑戦状を叩きつけた。
『面白い。その挑戦受け取った!朝鮮に勧告。韓国に挑戦。どちらにしても
元は同国、南北に引き裂かれた国民は慟哭してるのさ…』とシリアスなX氏。
『何が言いたいんかよう分らんけど、一人一句勝負や。審判は西郷さんに
 下してもらうから、西郷の審判やで。ほな、頼みますわ西郷さん。』

『おいどんは秘孔を突いて非行を治す整体師のTel.彦でごわす。第八生命
の「サラリーマン潜入」の審判長でごわす。では、ハナ肇!』

先攻赤組みの坂井は審判長に軽く一礼すると持ち唄の一例を詠んだ。

「sandlotter‘s socks never to be 
washed are so smelly to death.」

『草野球 洗わぬ靴下 くさや級』

さすが千両役者の坂井だ。川柳訳者としての格の違いを見せ付けた。
X氏は韓国語こそペラペラだが、英語は片言でスピーチコンテストでも
勝ったことは無かった。だが、以前泊まった旅館の子連れの女将にもらった
英語の歌詞カード「子連れ狼」のA5判がある。これで勝負するしかない・・・

「shit shit pitcher shit pitcher 
shit picher!」
 
『へたくそピッチャー へぼピッチャー 失投ピッチャー』
                   と後攻白組みのX氏が詠み終えた。

タイトル「フィアンセ」の大根訳者のX氏。品が無い上に甲子園球場の野次同然で
川柳にもなってない。このままでは負けてしまう・・・

X氏と坂井が見守る中、審判長西郷の右手が上がった。その手に握られた旗の色は…?
さて、どちらがこの対決に勝利を収めるのか…??


チャプター24『洗礼の先例』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/20(Wed) 22:13 No.432  

なつみ『この菖蒲最高どん』と西郷審判の上げた旗は紅だった。

外国語に不慣れなX氏に旗は振なれなかったのである。
第1ラウンドは坂井の勝ちである。
X氏は坂井の猛攻の洗礼を浴びてしまったが、このまま敗退し廃頽するわけにはいかないのだ。
全身全霊を傾けて前進の前例を作らなければならない。
しかし、坂井とて攻撃の手を緩めるはずもない。
次はどんな非烈な手を使ワンともツーとも言えない。
第2ラウンドは何処で?...フェアに行こう...
ということで、やはり流行りのダジャレ川柳対決となったのである。

『わいはやったるでぇ...お前にだけは負けへんで!』と気迫でも圧倒する坂井。
『やや...Y...いや坂井のヤツ、いつの間にこんなに腕を上げた...
 私に勝ち目はあるのだろうか...』と戦意が希薄なX氏。

いよいよ第2ラウンドが始まる!
坂井が仕掛ける!X氏が反撃する!
鮮烈な戦列が転回され、金箔した空気が二人を包む。


チャプター25『第2ラウンドで大ニラ売るど』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/20(Wed) 22:58 No.438  

なつみ謹白した空気の中、Y=坂井のダジャレ川柳放低式が炸裂する。

『転職をするにはやっぱり手に職だ...英検を取ったら仕事にええけんね...
 派遣でも吐けんセリフは“辞めてやる”....俺たちスパイも言ってみたいもんだぜ....
 提携し代理店にもなる利点...天丼も天井知らずの上場か....やっぱり旨いってんや...』

被疑を連発するYの猛攻にアッと圧倒されるX氏。
もうこうなりゃ破れかぶれだ!とばかりに半撃するX氏。

『証人を承認したのか国会は...裁判官家では焼肉晩餐館...
 イギリスの賢人と行くケンジントン...英国で栄子口説くどええ会話...』

それにしてもダジャレ川柳は奥が不快...海外でも研究が進んでいるらしい。
こうせい!っと言っても更生しないYの攻勢にX氏は苦戦を強いられていた。

『X、俺はいつかお前に勝つために、旧ソビエトのKBGの特殊訓練を受けてきたのだ』
『窮鼠ネコをかぶるとかいうアレだな...なんて恐ろしあ...私はJGBのカードしか持っていない』
『我々の同士はアメリカのGIAにも潜り込んでいるのだ』
『そうだったのか。どうりで細菌不振な事件が続くと思ったら...』
『どうだ、我々の力を重い知ったか!』Yは嘲笑うようにX氏を見た。
しかし、そのとき坂井に一瞬の隙ができたのだ。
X氏はその一瞬を見逃さなかった。

そこからX氏の駄邪連続技が始まった。
これこそ、X氏が 師から出た錆 を磨き技を誇張した新骨頂なのだ!
持てる力の全てを出して師の技を削る二人の男。
X氏とYは坂井やの歯列な闘いが辺り一面に不気味な気配を唯酔わせている。

これからどうなる!?


チャプター26『クイズでは悔いず』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/21(Thu) 20:39 No.446  

おやじぎゃぐらー時は午後3時5分前、白昼行われる二人のライバル対決は両者の実力が伯仲していることもあり
もしこの戦いを防寒着をまとう暴漢が傍観していれば、彼等でさえも割れんばかりのハクチュを送ったであろう。
坂井は胸の鉄砲に手をやった。一挙にけりを着けるためだ。それに呼応する形で
X氏もポケットのチャカを握った。飛び道具のスペシャリストであるスパイに、拳銃のことを語るのは
チャカに鉄砲であるが、この距離から考えてどちらかが外すことは考えにくい。デッド・オア・ライブだ!
伝統お笑い部存続の危機以上だ!坂井が引き金に指をかけた瞬間に暗くションぼりしたクラクション
が聞こえてきた。車中から二人が現れた。二人は何か言い合ってる。
『車内ではおしゃないこと!それに昼間から賭け事して女からお金を巻き上げるなんて、最低の裁定
が下るわよ!昼間の賭け事よりこれでも読みなさいて〜 これ「ビルマの竪琴」っていう本よ。』
そんなことで目くじらをたてるとはあいつもおしゃない奴だとX氏は笑っていた。
あのオヤジぶりは明らかに中田だ。だが、儲かった方のもう片方は一体誰なんだ??

『私も今まで色んなマニアを体験してきたけど、本当にマニアって良かったわよ。もう少し遅れて
たら、血の3時になってたもの…それにマニラからって意外と遠かったわよ。西郷さんからTelもらって
血を流さずオヤジクイズで決着をつけてさせて欲しいって頼まれたの。 あ、それからこの人紹介
しとくわ。クイズ番組「アタック20号」の司会者の小玉教師さんって方よ。ソファーに座っていても
立った居間から、オヤジギャグクイズ3問価値抜けで勝負をつけるけど、容易は簡単用意はいい?』
特殊訓練を受けてきた坂井にとって受けて立たない訳にはいかない。X氏も然りだ。
小玉教師は源泉に源泉を重ねた問題を申告な面持ちで読み上げ始めた。

第一問:世の中の偉人に中で働かなくとも社会人と認められたのは誰れ?

坂井:『仏陀。それは釈迦偉人で社会人だから・・・?』ピンポ〜ン正解

これからどんな問題が待ちうけているのか?最後に3問正解でどんなもんだい!
と勝利を飾るのはX氏か、それとも坂井か、それとも意外な結末か…


チャプター27『結締の決定』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/21(Thu) 22:40 No.447  

なつみそれにしても『昼間のママゴト』とは何だろう。
鳶道具を使えないとあっては、スパイの真の実力が問われるというものだ。
中田...きっと着てくれると信じていた。
離れていたって心は二つ。一心太助。助けに来たか!
X氏はそんなことを考えながら、第二問へと臨むのだった。
小玉教師の声がこだまする。いよいよ第二門。

第二問:イエス・キリストはヘビースモーカーだった。では吸っていたタバコのブランドは?

X氏:『イエス!それならわかる。ラッキリストライク』ピンポ〜ン正解

怪盗の回答に地震を獲たX氏は中田に暑い視線を送る。
どうだ、見ていてくれ...私はきっと勝利する...
中田もそれに応えるように心眼の真贋を賭けて祈る。きっと買ってよ....
X氏は心の中で想う。
いろんな異論があろうとも、困難に打ち勝ってこんなんに家買って安泰に暮らすのだ。
坂井との闘いに勝った暁には中田と一緒になろう....
そんなX氏の決意をよそに、小玉教師が第三問を出題しようとしている。
惨事を避け参事の賛辞を三時に受けるのは、坂井かX氏かそれとも....


チャプター28『XY絶倒』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/22(Fri) 21:51 No.450  

おやじぎゃぐらー早くも第3問を小玉教師が読み上げる。ここは野外であるが問題を読む店舗がいい。

第3問:え〜私仕事で誠に教職ですが、私小玉は家ではすごい亭主関白でして、妻にはいつも
「おい、飯」「おい、風呂」「おい、ビール」と偉そうにしているのですが、どうしても簡単には言えない
一言があるのですが、一体なんでしょうか?

坂井:『むむ、2問目でも何問だ?・・・おい、酒? おい、川光博? おい、つまみ出せ!なんか
        言ったら、家から出されるしな・・・おい、これ おい、それ…あっ、おいそれ!だ。
         わかったぞ、「おい、それ」と言えない!』

小玉:「大正解よく分りましたね。ホントの所、私は家内がおっかない、かかあ殿下でして….」

 坂井は2問正解してリーチ。

小玉:『それでは、Xさんに問題です。世界的チェリストのヨーヨーマさんは以前入国手続きの際に
     職業は?と聞かれ「チェロリスト」と間違って答えたため、悪い対テロリスト私腹警官に
     捕まったことのある経歴の持ち主ですが、かつて世界ヨーヨーチャンピオンになられた経歴
     を持つヨーヨー魔でもあられます。そんな輝かしい将来の彼が、集中力強化のために取り
組んでいることは、ヨーヨーともう一つは何?』

X氏:「イージーな問題だ。前途洋々な彼は、禅とヨーヨーで集中力強化でしょう。答えは禅!」

小玉:「すっ凄い!正解だ!禅は急げと申しまして私小玉も今日から始めたいと思います。」

小玉教師のブリザード級の寒いオヤジギャグが炸裂する中、坂井もX氏も2問正解して、共に
リーチが掛かった。3問価値抜けだ。価値が無くとも勝ちを手にするのはXか?Yか?それともzzz….


チャプター29『等値の倒置』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/22(Fri) 22:34 No.451  

なつみネイティブ関西弁スピーカーの坂井とネガティブ完済便スッピンかのX氏の対決が続いている。
聖跡は2対2。両者の実力は5分と5分で拮抗している。こりゃキッコウキッコウ...
5分でカタがつくというわけにはいかないようだ。
真昼の決闘はひるまず挑む血統の者だけが結党し血糖値を上げず当地を統治できるのだ。
何者かが女装で助走して除草をしている。小玉教師の助手として雇っている米国人ジョシュだ。
第5問は、ジョシュが出題するらしい。

『ソレデハ大山門デス』まだ漢字の感じがつかめないらしい。
『ギョウズイをしようとしたダライラマがジュンビのワルイデシにイッタコトバは?』

X氏:『タライまだ!?』 坂井:『タライまだ?!』
X氏と坂井が同時に答える。

第5問は引き分けだ!
な、なんと!待たしても同点だ。気が動転してしまう。
クイズは延長戦場に突入した!
次の問題に正解した者が真り勝者となるのだ。
商社の入った瀟洒な建物の前で日の光が二人の男を照射する。
数々の修羅場ガニを見てきた小玉教師もシュラバックレルわけにはいかない!
緊張した面持ちで謹聴していたが、第6門は小玉教師自身が自信を持って読み上げるようだ。


チャプター30『決選の結線』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/23(Sat) 12:51 No.452  

なつみ小玉:『さあそれでは最後の問題です。第6門。
    豊臣秀吉が後世に出現してほしいと願ったとされる日本人初の世界的科学者は?』
X氏:『野口英世氏』ピンポ〜ン!
小玉:『正解です。さすがベテランの貫禄を見せつけました。X氏!』
坂井:『ちょっと待て!正解は日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹だろ。
    ヒデキ還暦!という暦氏に残る名セリフもある。
    豊臣ヒデキチが後の世に願いを馳せたのは、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹氏だ』
小玉:『ちょっと待ってください。豊臣ヒデキチって誰ですか?豊臣ヒデヨシでしょう』
坂井:『何を言ってるんだ。史実ではヒデキチなのだが大河ドラマにするときに誰かが
    誤ってヒデヨシと読んだのだ。本当はヒデキチなのだ。
    その証拠に改名する前の名前は木下トウキチではないか!』
X氏:『坂井、往生際が悪いぞ。木下トウキチではない。木下と宇吉だ』
小玉:『おっと新たな珍説が浮上しました。お二人とも冷静に冷静に。
    私も歴史の教師じゃないので詳しいことはよく知りませんが、
    豊臣秀吉の改名前の名前は箸ば藤吉郎、その前は木下藤吉郎と解明されていたのでは
    なかったでしょうか。確かに読み方については、書かれていませんから・・・
    仕方がありません。今のはノーカウントとしてもう1問出題することにしましょう。
    その前に少し休憩を取りましょう。私はその間に準備をします』

X氏はつぶやいた。
坂井め、どんな手を使っても勝とうという気だな。相変わらず汚いヤツだ。
しかし私は決して負けはしない。中田のためにも負けるわけにはいかないのだ。
ダジャレクイズ界の大御所小玉教師は、最後にどんなもんだいを用意するのか?
容易には解けまい。時計巻いて待つとしよう。

菖蒲は時の雲。云々しても仕方がない。
雲を天に任せて祈るしかない。
いよいよ決戦の時が来た。


チャプター31『ダイニングでダイイング』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/23(Sat) 19:15 No.453  

おやじぎゃぐらー小玉教師がラスト問題を持って戻ってきた。何回聞いても解けない難解な問題だ。

小玉『最後の問題は、二人のスパイとしての脂質に関わる死亡の問題です。ある殺人
   事件を解き明かしてもらいたい。便所でも大して、『似た者夫婦殺人事件』
   と小玉の下品極まりない反則オヤジギャグをかますと、問題をゆっくりと読んだ。

『似た者夫婦殺人事件』

珠玉のしゅぎょくいいオヤジギャグを集めたオヤジギャグ堂公開を記念して、ある晩
オヤジギャグ同好会が開かれた。主催主は大田大さん(66)で、全国トップクラス
のオヤジギャグ研究家達の3人が正体を隠し招待された。4人は自慢のオヤジギャグ
を織り交ぜながら、無職でも夕食を楽しんだ。ここに4人の会話の記録がある。
(*本人のプライバシー保護の為音声は変えてあります)

大田『いやいや、嫌々ご多忙の中お集まり頂いて誠に恐縮です。』
A『こちらこそご招待頂いて光栄です。オヤジギャグ堂は公営ですか?』
B『聞くところによると大田さんはかなりの遺産を相続されて、その税金対策も兼ねて
  ここをお建てになったとか?お金の話で胃が痛む時は大田胃酸ですか?』
大田『マ〜ネ〜全部は胃炎が、ここでの現金の話は他言は厳禁ですぞ!
シイェ〜っと驚くことに私営ざんす。カルシュームの元素記号もCaですぞ!』
C『このコーンスープ熱すぎません?高温スープってやつですか?でも、私ね小舌で
猫舌なもんで、冷めた料理の方がCoolだと思うんですが。』
A『僕も家内も微食家なので、体は痩せていても口が肥えてるんです。このトマトなんか
  美味ですよ。ナスカのナス科の植物だけあってコックさんのナスがママでしょう。』
B『私なんて、去年退職して以来大食家になっちゃって、トランプのシャッフルみたいに
  食っても食ってもキリがない。霧があってもNO霧注意報。もし良かったら大田さん
  のそれ頂けます?その代わりといっちゃ〜何ですが、これどうぞ。これナンです。』
  といって持参した自家製のナンを大田に渡すと、大田は美味そうに食べた。

翌朝、大田はベッドの上で冷たくなって発見された。鼻の両穴にピーナッツが詰められて
あった。大田自身が詰めたくなって詰めたのか、誰かに詰められたのかは謎だ???
子音は母音で窒息死でなく、試飲は一杯あるが、本当の死因は薬物による中毒死だ。
大田氏は死の直前にキッチンでダイニングメッセージを残していた。
『にたものふうふ』と床に書かれてある。
さあ、彼等ABC三人の会話から一人の半人を探して欲しい!!

X氏と坂井はモテル男のプライドとオヤジギャグ力を振り絞ってこの問題に挑んだ。


チャプター32『地上絵の痴情へ』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/23(Sat) 23:08 No.454  

なつみ何問かは暗いMAXにふさわしだ難問。
X氏と坂井は、どうなんだい?とばかりに難題に取り組む。

X氏:『常識的に考えれば、大田にナンを渡したBが最も怪しいのだが・・・
    そう簡単に難なく解決というわけにもいかないのだろうな』と感嘆する。
坂井:『スープの話をしていたCも臭い』
X氏:『ナスカに痴情へと向かうというAも疑わしい。しかし大田の鼻に詰められた
    実家製の落花生のことも気になる。冷たくなっても食べられるのか』
坂井:『大田の殺されたシィーンをよく考えてみなければ』

二人はそれぞれの酢入りを店開する。

小玉:『お二人とも考え込んでいらっしゃいますね。
    スパイとしての経験と勘を生かしてお考え下さい。
    さあ、真相の深層に迫るのはX氏か坂井氏か、どちらでしょうか!?』

X氏:『A、B、C、三人とも奇怪な殺人の機会はある。しかし決め手にかける』
坂井:『問題は動機だ。同期の動機がハッキリしない。なぜ大田は殺され多可...だ』
X氏:『動悸か...そういえば私も最近無理が聞かない...
    夕食に出された銅器に隠されているはずだ。同好会をどうこうかい...』

考え込むX氏と坂井の二人だが、やはり経験抱負なX氏の方がイクラかリードしているようだ。
どーりで坂井が珍しく申告な氷上を浮かべている。
しかしまだまだ余談は許さない上京が続く。


チャプター33『詠歌詩歌』 おやじぎゃぐらー - 2002/02/24(Sun) 00:22 No.455  

おやじぎゃぐらー坂井もX氏もスパイであり上京判断のプロフェッショナルだ。行くべきか留まるべきか?
共に目を着けたのは『にたものふうふ』というダイイングメッセージだった。
状況から判断して、このメッセージが解けないかぎりこの勝負には勝てない。

坂井はこう考えたのだった。この問題はABCみな怪しい妖素がある。妖怪とはこんな
奴等を言うのだろう・・・溶解百科辞典でもあれば、どんな難問でも解けるのにな…
水木しげるさんが入れ歯…?まさか?…総入れ歯….確か…雑念だ….集中しないと!
似た者夫婦と言うからには、Aは家内が云々と語っていたな。Aの奥さんは本姓金井で
Aの願いが叶い金井と結婚して金井が家内か?Bはナンてものを大田に渡したんだ!
Bがナンに毒物を混入していれば、それを食べて死んだ大田は気の毒だ。だがオヤジ
ギャグの要素が×だ!○でないから丸で無い。Cはスープのことに言及していたが、
減給に減給を重ねて薄給を手にしたCも昔は白球を追いかけていた野球少年だったと聞く。
金の欲しさに資産家の大田をやったのか?あれ程の資産があれば自由に暮らせるからな。
なんせ4×3だ資産自由に…BもCも決め手に欠ける。犯人は家内のことを話したAだ!

同じようにX氏も『にたものふうふ』というメッセージにこだわっていた。X氏はこう考えた。
鼻にピーナッツはきっと大田の個人的な趣味だ。彼の解剖結果の備考欄に大田氏の
鼻腔にはピーナッツの微香が残っていたと書かれていたはずだ。探偵にピーナッッツを
買いに行くところを尾行されたこともあるはずだ。ピーナッツのことは横に置いておこう。
Aに関しては確かに妻のことを話していたが、3人の中で妻のことを話したのはAだけだ。
もしAが犯人なら、大田が残そうとしたメッセージを完全に消してから現場を離れるはず。
となると…どなるど…こらぁ〜怒鳴ってスッキリした。マクドナルドでマーク怒鳴るど…
だめだ集中力が切れてきた…もしもメッセージの一部を変えて、Aに罪を着せようとした
とすれば誰が?どのように?『にたものふうふ』平仮名で書かれていたんだ。そうだ
これはオヤジギャグを使って柔軟に考えよう。似た者夫婦=林家ぺー・パー・・・却下
にたものふうふう・・・煮た物ふうふう・・・そうか!そうか!草加センベイ!
犯人は煮た物をフウフウとしないと食べられない猫舌のCだ。
「にたものふうふう」と書いた大田のメッセージを利用して、「う」の文字を消して
「にたものふうふ」と読ませてAに罪をなすりつけようとしたんだ。

各自答えを決めると坂井とX氏は小玉教師に促されると同時に答えを言った。

坂井:『A』
X氏:『C』

小玉:『皆さん黙ってシーッ、強いて言えば、Cです!』
 
小玉教師がこの場に及んで自分のオヤジギャグをかまそうとしたが、
この瞬間にX氏の優勝が決まった。
長い息詰まるオヤジギャグの凌ぎ合いの末に勝利を手にしたのは
最後までオヤジギャグの心を忘れなかったX氏であった。


チャプターX(最終回)『尾張の終わり』 カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/24(Sun) 23:21 No.456  

なつみ勝った。ついに買った。オヤジギャグ道に日々精進してきた甲斐があったというものだ。
X氏は館外で感慨に耽っていた。優秀なX氏は見事に有終の美を飾ることができたのだった。
そして着飾る中田と二人で、坂井の敗北宣言を聞かざるを得ない。
有償でも無償に嬉しい優勝である。これで宿命のライバルは威張ることはできなくなるだろう。
坂井は、いつの日か再びX氏に挑戦することを棟に近い所で胸に誓い、
何処へともなく去って行くのだった。『去る者は負わず』とサルトルも言った。
坂井も哲学の道を極めるために今日の都へ旅立つのだろう。
X氏は想う。坂井よ、いつかまた会おう。そして闘おう。君は永遠のライバルだ。

ここ尾張名古屋での終わりなき闘いはついに終わった。
X氏が勝利を収めることができたのは、公私に渡って支えてくれる中田の存在があればこそだ。
二人の間には色々あったが、X氏は今度こそ中田を離すまいと話す前に家宅誓うのだった。
X氏に厚い私選を送る中田の想いも同じであった。
生涯X氏に突いていき、傷害を負ってもどんな障害があっても渉外を行っていく決意なのだ。

ひとまずメデタシメデタシと言っていいのだろうか....
X氏に安息の日は訪れるのだろうか?

あ!X氏は思い出した。
某社の秘密を探り出す任務が残っているではないか!
残っているというか何というか、まだほとんど進んでいないのだった。
旧姓中田と二人でじっくり調べるとしよう。
急性なX氏は早くも次の計画を立てるのだった。

スパイに休日は無い。
24時間365日、年中夢中。残業中なのである。

X氏の活動は果てしなく続く。

人知れず....


侵入者IN(完) カリスマオヤジギャルなつみ - 2002/02/24(Sun) 23:55 No.457  

なつみ原作:なつみ
脚本:なつみ、おやじぎゃぐらーさん
ヒント&ゲスト:星のOG様
出演:関係者のみなさん

で、お送りした『侵入者IN』
X氏と中田の二人はこれからどうなっていくのか!?

これからどう展開するのか!?

ご期待ください!